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お知らせ
建物を設計する上で必要なこと
建物の設計には多くの分野が関わっており、それぞれが重要な役割を担っています。
多くの人は建物の外観に興味を持ちますが、中に住む人の安全を守る機能が重要です。
住宅の建築においては事前の設計が大切であり、工事前に施主が納得する図面を作成しなければなりません。
図面には建築分野だけでなく機械や電気、配管などの情報が入ります。
安全な住宅とは地震や強風に耐え、建物を支え続けることができるような構造物のことです。
建築するうえで重要な構造計算とは
複雑で一般にはあまり知られていないものですが、構造計算によって設計をサポートしています。
構造計算とは、建物が倒壊することなく自立し続ける可能性をはかる計算方法です。
エンジニアは建物が耐えなければならない荷重と、その構造を構成する部材の特性を決定するために、構造計算を使用します。
柱や梁、垂木など構造体を支える様々な接合機構が計算の対象です。
予算面から見ても、しっかりと計算を行うことは、プロジェクトの経済性を高めることにつながります。
建物の構造体を作るための材料には、総工費の2割がかかると言われています。
構造計算では規格に適合した頑丈な建物を建設するための最も効率的な方法を提案する必要があります。
経験豊富なチームは、計算によって構造的な効率性を特定し、プロジェクトが予算内で終わるように支援します。
デザインを決める建築計画と合理性を計算する構造計算の両方が力を出すことで、優れた構造物ができあがるのです。
日本に住むうえで欠かせない耐震等級とは
地震に対する強さを示す指標としては耐震等級があります。これは2000年に施工された法律で導入されました。
耐震等級1から耐震等級3まで3段階に分けられています。等級1は建築基準法をギリギリでクリアするものです。
これを下回る強度のものでは建築許可が下りません。小さな小屋などの例外を除くと建てることができないのです。
等級が1になると、東日本大震災や阪神淡路大震災レベルの大きな揺れのあとも住み続けるのは難しいです。なんとか倒壊はしないというところです。
等級が2に上がると、等級1の1.25倍の地震にも耐えられるようになります。
国土交通省の定める長期優良住宅はこのレベルが要件となっているので、長期優良住宅は地震に対する強さを保証します。
等級3は等級1の1.5倍の揺れに耐えられる強度です。
大きな地震のあとでも住み続けられる可能性が高く、警察署や消防署など重要な構造物はこのレベルの性能が求められます。
