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マイホーム建てる前にの強度をあげるためにはどうしたらいいのか

マイホームを建てるときに耐震等級を意識する人は非常に多いですが、実は建物の強度を判断するための尺度として耐風等級も存在しています。

安全性が高い住宅を建てるためには、どちらか一方だけを重視すれば良いというわけではなく、セットで考えることが大切だと理解しておきましょう。

また、これらを上げる方法も知っておくことで、納得できる品質の住宅が手に入れられるようにしておくことが大事です。

名前から分かるように耐震は建物の強度をあらわしており、地震のような揺れの影響を受けたときに住宅がどれほど耐える力があるかということを示すものだと言えます。

耐風は風が吹いたときにどのほど耐えられるのか示したものです。
これらの等級を上げることは難しいと考えるかもしれませんが、構造などを工夫することでアップできます。

たとえば、耐震性を高めたいのであれば柱の間に入れる斜材である筋交いを追加したり、壁を増やしたりする方法が採用できるでしょう。

壁は耐力壁とも呼ばれ、全体的に壁の量が不足している住宅に追加すると、揺れに強い家をつくりやすくなります。
屋根の素材を軽くする方法もあり、これが軽いことで揺れを最低限に抑えやすくなると知っておくと良いです。

接合部を金物で補強する方法もあり、釘などで留めるよりも揺れの際にトラブルが起こりにくくなります。
耐風等級を上げるためには、耐震のときと同じように横からの荷重に耐えられるように工夫を取り入れる必要があるでしょう。

つまり、揺れへの対策の際に取り入れた耐力壁の使用などが、こちらの性能を高めることにも貢献してくれます。
どちらも横からの荷重に耐えられる力が高ければ高いほど評価が高くなりますが、注意点もあることを忘れないでください。

耐震と耐風の等級を高めた上で別の対策も必要です。

どちらも壁に関する計算で導き出されるものなので、屋根や窓ガラス、シャッターなどは考慮されていません。
ただアップさせることだけを意識するのでなく、その上で適切な屋根や窓ガラス、雨戸やシャッターなどを設置することができれば、より安心できるマイホームになると知っておきましょう。

計算や具体的なアイデア出汁は依頼する住宅メーカーに任せることができます。
しかし、事前に詳しく要望を伝えておかなければ希望する性能を保持していない建物になる可能性があるので、こういった方法で性能を高めたいことが伝えられるようにしておきましょう。