木造戸建て構造計算センター

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お役立ち情報

少子高齢化やインフラ老朽化や食品ロスや地球温暖化やジェンダー平等や空き家や労働力不足やウイルス感染症やハラスメントや異常気象や格差拡大など、日本が抱えている社会問題を数え上げればきりがありませんが、防ぎようの無い深刻な問題と言えばマグニチュード7以上の大地震です。

ハザードマップを確認したり食料品を備蓄したりシェルターを完備したり地震保険に加入したり防災訓練を行ったりなど、個人レベルで出来る対策はたくさんあります。耐震性に優れた住宅に住み安全性を確保し身を守るというのもその一つです。

お隣さんとの境界線がはっきりしていて住宅が密集しておらず適度な間隔が保たれておりご近所トラブルが起こりにくい、アレルギー体質の家族がいるのでハウスダストや害虫やカビやホルムアルデヒドなどの有害物質とは無縁の衛生的で健康的な暮らしをしたい、夏場は涼しく冬場はあたたかく一年中快適に気持ち良く過ごせる断熱性能に優れた住宅、足腰が弱くなり始めた高齢の両親のために転倒リスクが少ないバリアフリー化された環境が欲しい、生活動線をきちんと確保し収納スペースをたっぷりと設けて家事の効率を向上させたい、壁や床や天井の高さや窓枠の大きさや間取りにこだわったお洒落で洗練されたインテリアなど、マイホーム購入時に抱く理想や希望はとめどなく溢れてきて夢は膨らむばかりです。

構造計算で大地震からマイホームを守る

地震大国である日本においては、利便性やインテリア性や機能性や快適性だけではなく、安全性を確保するために耐震強度にもこだわった家づくりを考えなければなりません。そこで重要になってくるのが地震に強い家づくりに欠かせない構造計算です。

構造計算の検討の項目についてですが、基本となるのは壁量と部材と地盤です。壁量は柱の強度や配置のバランスなどの要素によって推し量られ、部材は梁・柱の大きさ・組み方や家全体の重さなどで評価します。

地盤についてですが、適切な地盤調査を行いその結果に応じてきちんと基板設計・地盤補強がなされているかどうかが重要なポイントとなります。ハウスメーカーや建築会社や工務店などの業者選びをする際は、構造設計についての指針が明確で検討の項目にしっかりと対応で来ているかどうかを重視して比較すべきです。

耐震等級3の地震に強い家をうたっている住宅の中には、壁量計算のみで評価している場合もあります。その土地の特徴を知り尽くしていて長い年月をかけて蓄積された地盤データを有しており、項目に基づいた構造計算を確実に行っている業者を選びましょう。